イミダペプチドの疲労軽減効果とはどういうことですか?
日本予防医薬を含む総医研グループがコーディネーターとなって進められた研究プロジェクトは、これまで曖昧だった「疲れの測定方法」を確立することから始まり、疲労は細胞が発信する防御シグナルであることが解明されました。

身体的な疲れと精神的な疲れ、実はどちらも活性酸素により傷つけられた細胞が「パフォーマンスが低下しているよ」と脳にシグナルを伝えている状態なのです。
筋肉や脳の細胞が酸素を消費する際に活性酸素が発生し細胞を傷つけ、エネルギーを作り出せない状況になります。
いわば「細胞がさびた状態」になり、そのダメージの情報が脳の中にある疲労中枢に伝えられて、私たちは「疲れたな」と自覚するのです。
疲労のメカニズムが解明された結果、疲労の数値化・定量化を実現した「バイオマーカー技術」が導入され、「疲れの測定方法」を確立したのです。
その結果、食品による『疲労感軽減』に向けて、有用性がある成分を確認することが可能になりました。
さらにプロジェクトでは「本当に優れた食品成分」を確かめるため、選りすぐりの食品成分23種類を用いて大規模なヒト臨床試験を行いました。
それらの綿密な研究を重ねることで「疲れと戦う」効果が確認できる6種の成分を発見しました。

6種類の成分の大半に活性酸素と戦う力があることがわかりましたが、なかでも骨格筋への移行が多く、筋組織において強い作用を示し、「疲労感の軽減」に飛び抜けた結果を残したのが、鶏むね肉から抽出した「イミダペプチド成分(イミダゾールジペプチド)」だったのです。
筋肉細胞において、イミダペプチドは
①その抗酸化能(抗酸化作用)によって生体内で発生する活性酸素による酸化を阻害します。
②イミダペプチドはpHの緩衝能も知られています。過大な負荷のかかる運動を行った場合、筋肉中に乳酸が蓄積してpHバランスが酸性側に傾く傾向を示しますが、この乱れを防止します。
イミダゾールジペプチドの他にも抗酸化作用を持っている成分はありますが、脳に到達することができるのは数少なく、ビタミンCやビタミンE、βカロテンなどは到達することができません(疲れのポイントに届く前にその作用を失う)。
イミダペプチドは、脳など疲れている部位で再び再合成されますので、「疲れている部位にピンポイントで効く」成分であると言えるのです。
筋肉の疲労だけでなく、「なんとなく疲れた」疲労にも効果がありますか?
「なんとなく疲れている」「いつもだるい感じがする」といった疲労感は、運動による筋肉疲労とは異なります。
デスクワークやストレスの多い現代人は、体の中で最も疲れるのが脳だといわれています。
脳には自律神経の中枢があり、環境や状況の変化に応じて、心拍や血圧、体温などを24時間休みなく調節しています。
体に負担がかかる環境に置かれたり精神的なストレスが高まったりすると、自律神経が忙しく働き、脳が疲れます。
すると、「休息をとりなさい」という警報として全身に疲労感が生じるのです。
つまり、私たちが自覚している〝なんとなく疲労〞は、脳の疲労なのです。
イミダペプチドはこの「脳疲労」にも効果が認められております。
継続してお飲みいただくことで、抗疲労効果が実証されているものですが、効果には個人差があるため、お試しいただいたばかりでも、効果をご実感いただける方もいらっしゃいます。
イミダペプチドはストレス軽減効果がありますか?
「ストレス軽減に効く」というのは・・・
一般的には下記のような状態が解消されることを言います。
(心理面)活気の低下、イライラ、不安など
(身体面)身体の疲れ、食欲低下、不眠など
活性酸素による酸化ストレスを軽減する「抗酸化作用」があるため、疲労感を軽減する効果が期待できます。
疲労のメカニズムは十分に解明しきれていないものの、勉強・仕事の重圧や過度の身体活動による活性酸素の大量発生により、体内の細胞の機能が低下することが明らかにされています。